大局観について

大局観とシャドウバースを上手くなるためについてざらっと書きます。

・大局観

大局観(たいきょくかん)とは、囲碁、将棋、チェスなどのボードゲームで、的確な形勢判断を行う能力のこと。

調べました。意味自体はどうでもいいのでシャドウバースで大事な部分として書きます。

大局観が大事なのは最近になって言われ始めてきました。昔は大味なゲームが多かったせいであまり使われなかったです(と思ってます)

てことで、画像は用意するのが大変なので文書だけで少し書いていこうかなと思います。

・序盤で起こるカードの使い方

序盤でゲームに関わる重要なカードをバリューが低い状態でプレイしていいのか、悪いのかなどの判断は大局観に関わる部分です。

例えば生命体やリテュエルや機構の解放

生命体は序盤に処理されない状態で使うと2~3ドローを見込めます。

ですが、マシンブックと合わせるとリペアモードなどを全部山札のカードと入れ替えられるので4枚以上ドローできます。 そのマッチにおいて序盤のテンポ+少量のドローか後半の大量ドローの判断はマッチの認識、大局観に関わってきます。

リテュエルは3/3/3でスタッツから3ターン目に置くとトレード性能が最高ですぐ置きたいスタッツをしてます。

ですが、生命体と同じで手札が枯渇するときは迂闊に切ってはいけません。

先攻の場合、処理されないと1ドロー2ドローできますが、その代わり盤面に生き物を置かないことが多いです。逆に機械フォロワーを置くとドローできないです。 リテュエルで有利トレードできるのは魅力的ですが、相手の2/3スタッツとトレードする以上に後半の複数枚ドローが大事になることがほとんどです。 鉄腕の修道女をプレイし有利トレードで盤面処理ができなくても、目先のトレードより5.6ターン目を想像し、盤面がほとんど変わらないなら、リテュエルを温存しドローすることも大事です。

後攻で置く場合は4でリモニウムやエイラ置くとドロー効果を使えないです。 エイラビショップは顔にダメージが飛ばせないので、相手が盤面を捌ける限りゲームは続きます。 リソースゲームになった時、後攻だったとしても、手札が枯渇することが多々あり、後半のキーカードになるクルトにアクセスできないこともあります。

エイラ、リモニウムがない、機械フォロワーがない時にドローしにいく時もありますが、大局観としてリテュエルの重要性を持つのも大事です。

目先のテンポを重視するより、中盤などで効果を生かす方がいい場合が多いカードの代表です。

機構の解放は手札を整えるために使うか、メイシアで何ターン目に勝てるか、どれくらいのバリューを持たせるかの感覚が大事になります。

解放が被った時はこの手札とこの先2.3ターンでのドローでは決まらない場合などは解放で手札を整えるために使うことが多いです。

解放を使いメイシアで勝てるターンを考えた時に、この手札でそのターンとターン開始のドローでゲームを続けられる場合は温存できます。

1枚だけの時は非常に難しく、解放は生命体と同じ大量ドローを見込めるカードなので、できるだけAFをためて使うのがいいです。 ですが、ここで使わないと相手に楽な動きをされたり、相手のリーサルの準備期間に使われたりとその判断は難しいです。そしてこの部分が次の後半の手札での状況判断に繋がります。

・後半の手札での状況判断

大局観に似たものとして、理論的に考えるよりデッキの使用感によるその場その場での感覚が大事になってきます。

現在の1ターン90秒の思考時間では相手の行動、ケアなどを的確にすることが難しいです。

シャドウバースのルール上、1ターン先2ターン先のドローは見えないです。なので、過去の対戦で得た感覚でこのターンはこうしないと負ける、こうしたら勝てるなどの感覚を経験から判断することも大事になってきます。

マリガンや序盤の行動は回数も多いので判断しやすいですが、中盤以降の7ターン目から先のことは手札も細かく変わり経験することも少ないです。

毎回状況分析、ケアを含めたプレイなど、数ターン先のことまで考えられればいいのですが上手く思考できないことがあります。類似された過去のパターンで判断することが大事になってくるケースが増えました。

試行回数が少ない人より多い人の方が勝つのはこういったところがあるからです。

勝ちたいなら回数こなしましょうw

機械ウィッチではリソースが尽きかけた時に、何ターン先までゲームができるかから、生命体を引くことに期待するか、除去が足りるか、山札から打点は引けるかなどを判断し、どのターンから押し切るか、ゲームを伸ばすかを判断することが多いです。

エイラビショップでは、エイラがある状態で、山札からリテュエル、クルトを引くことを期待するか、リペアモードを使いきりバフをしきりそのまま押し切るかなどの判断も重要になります。

中盤、終盤で起きる状況判断は、大局観やこれからのゲームプランの感覚が大事になってきます。

カード1枚1枚の価値や使い方、使用感などを常に持つと判断も楽になってくると思います。

各デッキにおいて、考えることが山ほどあり、考えの方向性も少しずつ違い、そのデッキを2つ使うのは大変です。

勝てない時は自分の判断が的確ではないのか、自分の試合感覚、大局観が悪いのかを分析して、感覚を磨くために練習するか、上手い人の配信を見て、試合感覚、大局観、プレイを学ぶかの判断も成長するためのポイントです。

書きたいことばっか並べたせいでボコボコになりましたがこれでおしまい。